インボイス制度関連の補助金が動くかのうせがあり

補助金

補正予算に影響しそうなニュースがいくつか出てきました

インボイス対策で補助金創設 中小企業の省力化支援 経済対策
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfc25e52309d078bb4a9c116ac0810ea45de54f

10月に始まった消費税のインボイス(適格請求書)制度に関連して、政府が「省人化・省力化補助金(仮称)」を創設する方向で検討していることが11日、分かった。

月内に策定する経済対策に盛り込む。中小企業など事業者の収益力強化を促し、インボイス導入に伴う不安の解消を狙う。

支給対象は、中小企業などによる生産プロセスや販売・事務作業の自動化に向けた設備投資を想定。政府はインボイスの定着に向けて、相談支援体制の拡充なども併せて検討を進める。岸田文雄首相はインボイス制度の導入・定着に向けた9月末の閣僚会議で、「(事業者の)取引環境の改善、取引のデジタル化や自動処理の推進につなげるよう、経済対策で必要な支援を実施してほしい」と指示していた。

 

創設、なので新補助金、あるいは既存の補助金の新設枠になのか。

インボイス対策で補助金創設 中小企業の省力化支援 経済対策(時事通信) – Yahoo!ニュース

news.yahoo.co.jp

10月12日 11:18
業態転換補助金、ゴルフ79件採択
安易な申請横行か 財制審指摘

ウィズコロナ時代への対応として中小企業の業態転換などを支援する「事業再構築補助金」で資金獲得狙いとみられる安易な申請が相次いでいるもようだ。財務省は11日、今年9月にゴルフ関連で79件が採択されたと明らかにした。シミュレーションゴルフなどよく似た事業プランが目立つという。

11日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の歳出改革部会で示した。

 

9月の採択は約5200件。ゴルフのほかエステ関連も59件にのぼった。過去には複数の事業者が「フルーツサンド販売店」の計画を相次いで申請した例もあった。申請代行業者による補助金獲得が狙いと疑われる事例が後を絶たない。

財務省資料で槍玉に挙げられた

ゴルフ、エステ、自動販売機、サウナは

今後厳しく見られる可能性がありますね

業態転換補助金、ゴルフ79件採択 – 日本経済新聞

www.nikkei.com

 

財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の歳出改革部会
の資料は下記になります。

 

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20231011/02.pdf

 

ここで判明したのは
9月末時点(文脈から第10回まで、と思われる)での「採択残高」は約5,600億円程度、と

今年の事業再構築促進事業の予算:5,800億円はまだほぼ使われていない点
(昨年からの繰越しがそれなりにあったということ)

そして採択残高5,600億円から10/6〆切の第11回、次回予定の第12回までを賄っても、
おそらく2,000?3,000億円程度が繰越しとなる

→①昨年度同様、短期募集で第13回を年度内に実施するか
→②繰越し分=予算の余りとして、その分来年度予算が縮小されるか
のどちらかになるのでは無いかと見ています。

 

もう1つのポイントは
令和2年から4年のコロナ禍での中小企業対策費は平時では無い水準、として
状況が回復してきているならそろそろ通常水準(R1+α)に近づけていくべき、
という形で意見を出していることからも、来年から急に大幅な減少、ということは無いにしても、

やはり中小企業対策費自体の縮小傾向は続くのだろうなと思っています

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