「食と農の研究メールマガジン」 第293号(2019年6月1日号) 転載

目 次
1)トピックス
◇OECD国際共同研究プログラム(OECD-CRP)の募集について
◇平成31年度(第15回)「若手農林水産研究者表彰」における候補
 者募集
◇平成31年度(第20回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」
 における候補者募集
◇農研機構生研支援センター研究資金活用セミナー
◇ミツバチの尻振りダンスを自動解読
◇イネ遺伝子の書換えを容易にするゲノム編集技術を開発
◇シイタケ害虫の新たな天敵を発見
◇森林の国・日本で草地は10万年以上維持されてきた
2)メッセージ
3)東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨に関するホームペー
   ジの紹介
4)イベント情報
5)刊行物等
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1)トピックス
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◇OECD国際共同研究プログラム(OECD-CRP)の募集について

現在、経済協力開発機構(OECD)では「国際共同研究プログラム(CR
P)」の募集を行っています。農林水産省は、農林水産分野の先進
研究のグローバルネットワーク構築を支援するため、OECD加盟国間
の研究交流の促進を目的とする本プログラムに参加しています。
本プログラムでは、以下の3つの研究テーマの中から1つを選んで
応募していただき、採択されるとプログラム参加国での短期在外研
究や国際会議/ワークショップ/シンポジウム等の開催に対する助
成が受けられます。
テーマ1:Managing Natural Capital for the Future
テーマ2:Managing Risks in a Connected World
テーマ3:Transformational Technologies and Innovation
本プログラム参加国(※)との共同研究を検討されている皆様にお
かれましては、是非、OECD-CRPの活用をご検討ください。

詳細に関しては、以下のウェブサイトをご参照ください。なお、御
応募の前に日本の相談窓口に御相談されることをお薦め致します。
相談窓口については以下の農林水産技術会議事務局のウェブサイト
を御参照下さい。

 [OECD-CRP](応募先)
http://www.oecd.org/tad/crp/crp-research-fellowships-and-conference-sponsorship.htm
(※)プログラム参加国(25ヶ国)
http://www.affrc.maff.go.jp/kokusaikenkyu/attach/pdf/international_oecd_2020crp-1.pdf

[農林水産技術会議事務局](相談窓口)
http://www.affrc.maff.go.jp/kokusaikenkyu/international_oecd_2020crp.html

◇平成31年度(第15回)「若手農林水産研究者表彰」における候補
 者募集

農林水産業及び関連産業に関する研究開発の一層の発展及び従事す
る若手研究者の研究意欲の向上を目的として、優れた功績を挙げた
若手研究者を対象とした表彰を実施しており、候補者を募集してい
ます。
多数のご応募・ご推薦をお待ちしています。

[農林水産技術会議事務局]
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/190410_13.html

◇平成31年度(第20回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」
 における候補者募集

農林水産業その他関連産業に関する研究開発のうち民間が主体とな
り行っているものについて、その一層の発展及び従事する方の一層
の意欲向上を目的とし、研究開発において優れた功績を挙げた者を
対象とした表彰を、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
との共催により実施しており、候補者を募集しています。
多数のご応募・ご推薦をお待ちしています。

[農林水産技術会議事務局]
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/190410.html
[公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会]
https://www.jataff.jp/project/prize/index.html

◇農研機構生研支援センター研究資金活用セミナー
 成長産業である農林水産分野にチャレンジしてみませんか?

無人トラクター、環境制御AI、ドローンなど、幅広い分野の技術
農林水産・食品産業のイノベーションのために活用され始めていま
す。農研機構・生研支援センターは、イノベーション技術等の研究
開発のため研究資金を提供して支援しています。
本セミナーでは、効果的な共同研究実施のための研究グループの形
成などについての事例紹介、研究資金を活用した研究事例の紹介、
研究資金の紹介を行います。皆様の御参加をお待ちしています。

日 時:令和元年7月12日(金)13:00~16:00(講演、ポスターセッション)
(講演は15:10まで、終了後16時まで、名刺交換会・相談会実施)
会 場:川崎市産業振興会館 4階(JR川崎駅北口から徒歩6分)
参加費:無料
定 員:100名(先着順)

詳細・お申し込み・お問い合わせはこちら
[農研機構生研支援センター] 
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130843.html

◇ミツバチの尻振りダンスを自動解読 - 巣内のビデオ動画から餌
 の場所を自動で推定 –

農研機構は、セイヨウミツバチの尻振り(8の字)ダンスを自動解
することにより餌として利用されている花の場所を推定する技術を
開発しました。本成果は、これまで手動で行われてきた解読作業を
飛躍的に迅速化させ、セイヨウミツバチがどこで蜜や花粉を集めて
いるのかを効率よく把握するのに役立ちます。 

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/niaes/130830.html

◇イネ遺伝子の書換えを容易にするゲノム編集技術を開発 – 標的 
  範囲を拡張したゲノム編集酵素によるイネ遺伝子の塩基置換技術-

愛媛大学大学院農学研究科の賀屋秀隆准教授(元農研機構特別研究
員)、農研機構の土岐精一ユニット長らのグループは、イネの遺伝
子を標的としてアデニン(A)からグアニン(G)への塩基置換を可能と
する技術について、標的範囲を拡張できる新たな技術を開発しまし
た。

[愛媛大学][農研機構]
https://www.ehime-u.ac.jp/data_relese/data_relese-95559/

◇シイタケ害虫の新たな天敵を発見 ―菌床シイタケを脅かすキノ
 コバエをハチが退治する―

森林研究・整備機構森林総合研究所は、菌床シイタケの害虫である
ナガマドキノコバエ類(以下「キノコバエ」)の天敵となる寄生バ
チを発見し、この寄生バチがキノコバエの増殖を抑制する高い効果
をもつことを実験的に証明しました

[森林研究・整備機構]
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2019/20190514/index.html

◇森林の国・日本で草地は10万年以上維持されてきた ―近年の草
 地の激減は地質学的時間スケールで大きな出来事―

森林研究・整備機構森林総合研究所は、京都大学、北海道立総合研
究機構森林研究本部、農研機構西日本農業研究センター、龍谷大学
京都府立大学、北海道大学、オーストラリア国立大学と共同で、過
去10万年間にわたる日本の草地の歴史を植物の遺伝子解析により
測しました。

[森林研究・整備機構]
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2019/20190529/index.html

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2)メッセージ
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◇平成30年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者か
 のメッセージ

生物農薬スワルスキーカブリダニを中心とした総合防除技術の普及

アリスタライフサイエンス株式会社 山中聡 氏

薬剤抵抗性の発達したアザミウマ類やコナジラミ類を捕食するカブ
リダニ類に着目して、微小害虫専用生物農薬スワルスキーカブリダ
ニ剤(商品名:スワルスキー)の国内登録を取得したこと、IPM体系
が構築できなかった多くの作物で、天敵利用による防除体系を確立
するとともに普及を推進し、天敵利用による化学合成農薬の大幅な
使用量削減を達成したことについて高い評価を頂きました。

[農林水産技術会議事務局]
http://www.affrc.maff.go.jp/koho/message/message.htm

民間部門農林水産研究開発功績者表彰 及び 過去の受賞者について
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/researcher_praise/minkan_commendaton.htm

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3)東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨に関するホームペー
ジの紹介
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○東日本大震災に関する情報のページ
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/index.html

○熊本地震に関する情報のページ(技術情報)
http://www.affrc.maff.go.jp/saigai/kumamotoh280414.htm

○平成30年7月豪雨被害に関する技術相談窓口の設置について
(農研機構) 
http://www.naro.affrc.go.jp/disaster/nishinihon201807/madoguchi.html

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4)イベント情報
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■青少年・消費者向けイベント

◆関東地方◆

○2019年6月14日(金曜日)13時15分~15時00分 
 森林講座「地形から高尾の山の成り立ちを考える」

航空レーザー測量で明らかになった、高解像度の地形データから高
尾の山がどのようにして出来てきたのかを考えます。

場所:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 多摩
森林科学園 森の科学館2階 ( 東京都八王子市廿里町1833-81 )
定員:40名
受講料 無料(ただし、入園料として大人300円必要です。)

[森林研究・整備機構]
https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2019/20190614tamalec/index.html

○2019年7月19日(金曜日)13時15分から15時00分 
 森林講座「殺して活かす、ニホンジカ ―捕獲個体から得られる
 アレコレ―」

個体数の増加により捕獲が推進されているシカ。捕獲個体からは多
くのデータ、 そして食用の肉が得られます。ここから明らかにな
ってきたシカの特性についてご紹介します。

場所:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 多摩
森林科学園 森の科学館2階(東京都八王子市廿里町1833-81 )
定員:40名
受講料 無料(ただし、入園料として大人300円必要です。)

[森林研究・整備機構]
https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2019/20190719tamalec/index.html

■セミナー・シンポジウム・研究会等

◆北海道地方◆

○2019年6月12日 (水曜日) 13時20分 ~ 16時55分
 持続的農業研究セミナー2019 – 有機物の循環・高付加価値化に
 基づいた持続的農業へ –

「十勝地域で積極的な利活用が望まれているメタン発酵消化液を栄
養源として高タンパクのウキクサを栽培し、その肥料化や飼料化に
よる有機物の高付加価値化と循環を促進する技術構想」について講
演します。

場所:とかちプラザ 2階 視聴覚室(北海道帯広市西4条南13丁目1)
参加費:無料
定員: 160名
参加申込締切:6月10日 (月曜日)

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130869.html

◆関東地方◆

○2019年6月7日(金曜日)13時30分~15時30分
 第221回つくば病理談話会

演題
・牛の小脳におけるプルキンエ細胞の変性・脱落及び顆粒細胞の減
数[牛の小脳皮質変性症、大脳・脳幹の乏血性変化]  
・鶏の眼瞼部における肉芽腫性皮膚炎[鶏のアジュバント肉芽腫を
疑う] 

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130790.html

○2019年6月7日(金曜日) 15時30分~17時15分
 (第219回つくば病理談話会終了後)
 第114回JPCスライドセミナー

米国Joint Pathology Centerが主催する獣医病理スライドセミナー
での症例の一部をpptスライドで説明します。

場所:農研機構動物衛生研究部門 大会議室

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130793.html

○2019年6月21日(木曜日)13時00分~17時00分
 令和元年度第1回農研機構つくば植物工場研修会

施設生産では高温期における安定生産技術の確立が重要なテーマと
なっています。また、急激な気象変動や高温による生産性低下を回
避できる対策が求められる中、高温期の施設生産での環境克服技術
の紹介や関連プロジェクトの概要について研修を行います。

場所:農研機構 つくば植物工場(つくば市観音台3-1-1)
定員:100名程度
申込締切:6月14日

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130882.html

○2019年7月2日(火曜日) 13時00分~17時00分
 2019年7月3日(水曜日) 9時00分~12時00分
 令和元年度豚の新育種技術に関する研究会(第36回豚の閉鎖群育
 種試験に関する検討会)

わが国では、従来から国および県、農業団体、民間等において豚の
育種改良が精力的に進められてきました。この研究会では、全国的
に広く豚の改良に携わる方々に参加していただき、育種技術に関す
る研究を推進するとともに、閉鎖群を用いた豚の効率的な改良方法
を検討します。

場所:農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター 第4~6
会議室(茨城県つくば市観音台2-1-9)
参加申込締切:6月7日(金曜日)

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130818.html

○2019年7月12日(金曜日) 13時00分~16時00分
農研機構 生研支援センター研究資金活用セミナー
~成長産業である農林水産分野にチャレンジしてみませんか~ 

無人トラクター、環境制御AI、ドローンなど、幅広い分野の技術
農林水産・食品産業のイノベーションのために活用され始めていま
す。農研機構・生研支援センターは、イノベーション技術等の研究
開発のため研究資金を提供して支援しています。
本セミナーでは、効果的な共同研究実施のための研究グループの形
成などについての事例紹介、研究資金を活用した研究事例の紹介、
研究資金の紹介を行います。
.
場所:川崎市産業振興会館4階展示場
参加費:無料
定員:100名
参加申込締切:7月10日(水曜日)

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2019/05/130843.html

◆九州地方◆

○2019年6月26日(水曜日)13:15~ 28日(金曜日)11:45
 農研機構「カンキツ新技術・新品種研修」(2019年度) 公開講義
 第2回公開講義「カンキツ生産における生産環境および生育のコ
 ントロール」

第2回の研修では、カンキツの生産を省力的かつ合理的に行うため
の知識や技術として、果樹園の雑草管理、樹体栄養状態の把握や対
応技術についてこれまでの知見を解説します。また、摘果剤等の植
物生長調節剤等の利用方法について解説します。また、柑橘類保存
料製剤の利用法も含め、貯蔵病害に対応した管理技術等についても
紹介します。

場所:しらはまビーチホテル 会議室(長崎県南島原市口之津町甲
2829番地)
   口之津カンキツ研究試験地(長崎県南島原市口之津町乙954)
募集人数:30名程度
申込締め切り:6月7日(金曜日)

[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/other/laboratory/naro/130471.html

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5)刊行物等
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○農研機構研究報告 動物衛生研究部門 第124号 

・血清中Interleukin-18 (IL-18) の定期的なモニタリングは養豚
農場の衛生状態を評価するための有用な1 指標となりうる─ 2 養
豚農場の比較による実証試験の一例─
・簡易型サイロの密封方法とサイロ内の酸素濃度の関係
ほか
[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/report/130831.html

○農研機構研究報告 動物衛生研究部門 第125号

・アフリカ豚コレラの解説
ほか
[農研機構]
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/report/130832.html


○技術紹介パンフレット[農研機構]

アボカド・パッションフルーツ「栽培の手引き」リーフレット集
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/130811.html

カンキツ22品種のDNA品種識別技術マニュアル -CAPSマーカーによ
るカンキツ22品種のDNA品種識別技術-
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/130601.html

○カラマツ種苗安定供給のための技術開発

[森林研究・整備機構]
https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/4th-chuukiseika24.html

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◆ご案内◆
▽メールマガジンの配信変更・解除は以下からお手続できます
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/
▽メールマガジンへのご意見・ご要望をお寄せください
http://www.maff.go.jp/j/apply/index.html
▽農林水産分野の研究機関へのリンク
http://www.affrc.maff.go.jp/koho/kikan.htm

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◆編集発行◆
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究企画課
TEL:03-3502-7407
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